が、それらの状況が昨年末頃から徐々に良い方向へ向かい始めてきたきまして、着ぐるみ活動を徐々に再始動しようとしています。
その中で、まずやっておきたいことが。以前からウクライナ製のスキースーツを購入所持していたのですけど、先の状況でなかなか雪の世界へと持って行けない日々が続いていました。
ここで雪ロケをやりたいと思って、'２２年の年末から色々計画してきて、２／１１，１２に飛騨の笹原さんがお相手いただけるということで実現しました。
もっとも、自宅から笹原さん宅までは片道３３０ｋｍもあるので、自動車移動・到着・即ロケ！ ・・・と言うわけには到底、気力・体力にムリがあると、２／１０にまず移動を開始し、以前住んでいた
長野で一泊し、体力に余裕を持って２／１１，１２のロケ撮影に臨もうとしたのですが。これが、アクシデントに襲われまくりでした（汗）
まず、２／７に腰を痛めてしまいまして（＾＾；
動かせるには動かせるけど、自動車をしばらく運転した後、座席から起き上がろうにも真っ直ぐ立てず、しばらくは腰を曲げながらヨボヨボなていたらくに（＾＾;;
出発までの２日間で、治るどころか翌２／８はもっと悪化しまして。くしゃみをしたらもう腰が死ぬ！ というとこまで行ってしまい（＾＾；；；
２／１０出発時は腰にフェイダスを２枚貼り、かつカイロを当てて、コルセットも持参の上に、『やっと掴んだチャンスなんだ。腰が痛いくらいで引っ込んでられるか！」と、あくまで飛騨行きを
強行しました。
が、次に来ちゃったんですよねえ、低気圧が。天気予報で「大雪になる」とは言われていたのですけど、毎年暖冬ですからね。タカをくくってました。
東京の自宅を出発した頃から、ちらちら雪は舞っていました。八王子の石川PAに到達したときは、完全に雪降りになってましたが、まだこの頃も全然タカくくってました。
八王子を過ぎて藤野PAに来たときには、道路はまだ雪が積もっていませんが、山の方は雪で真っ白。
まあ、八王子−甲府の山間部は雪とか大雨になりやすいからと、まだまだ余裕でおりました。これを過ぎればどうせ小降りになると。
ところが初雁PAに来ると、路面にも雪が積もり始めていて。ここに来て一抹の不安も。「これは、早く行かないと、山梨−長野の峠で難儀しそうだ」なと。
そう、難儀。この時点でまだ雪による渋滞くらいまでしか頭になかったのでしたが・・・
甲府盆地の境川PAに来ると、もうドンドコ降り。しかも甲府昭和ICより先は通行止めとあいなりまして。そこからは国道で長野へ行くしかなくなります。
で、甲府昭和ICで降りて、そこから国道を西へと向かったのですが。甲府から竜王、竜王から韮崎へ差し掛かったところで国道が大渋滞し始めます。一時間掛かっても２〜３００ｍくらいしか進まない。
そこで初めてラジオ情報で国道が韮崎より先が通行止めになったと知り。ガ〜ン！
かくなる上は、地方主要道で行こうかと画策したのですが、そちらへの道も渋滞で全然進まない。。。これはだめかもしれないと、そこで初めて西進（長野行き）を断念して引き返すのですが、今度は
甲府から東京方面の高速・国道も通行止めに。
え”−！
甲府盆地に閉じ込められてしまいました。。。
やむなく甲府周辺の宿を探して手当たり次第に電話するも、どこも満室。電話を掛けまくり、いよいよ最後はネットカフェ泊まり込みｏｒ車中泊も脳裏を過ぎり、その食料の買い出しにイオンへ奔走したりと。
最終的には、なんとか宿を確保出来たわけですが、その間３時間あまり、えらいこっちゃーえらいこっちゃー、まあこれぞ旅の醍醐味よと苦笑してました。と言うのも、普段なら車中泊なぞ、どうってことはないんですが、
腰をやっちゃってますから。車中泊でどうなってしまうかという心配があって、なんとか普通に寝られるお宿を探したんですが。良かったです、助かりました。
まあ、ちょっと普通のお宿じゃなかったんですけど。お風呂がジェットバスになってて、発光ダイオードでムーディーな色に湯船の中が光って、ダブルベッドなお部屋にひとり泊まって（＾＾；
いや、腰のことを思えば、四の五の言ってられませんのよね。
腰を温めるために、十分にお風呂に浸り、その日は２２時には寝てしまいました。
翌朝、７時には宿を出発。見事に晴れ渡ったのですけど、地上は未だ雪だらけで、甲府盆地内から長野へ向かう途中も断続的に大渋滞が続き、四苦八苦。
諏訪盆地、茅野で一服に立ち寄ったショッピングモール駐車場。背後の青空に八ヶ岳がクッキリ。
当初の計画では、朝８時には諏訪盆地を出発して１３時頃に飛騨の笹原さん宅へ到着、あわよくばこの日のうちに１回ロケをと考えていたのですけど。
前日諏訪盆地に到達できなかったので、甲府盆地からの出発で、しかも時間と距離を挽回するばかりか、遅れる一方。１２時でもまだ諏訪盆地にいて。
長野自動車道が開通したと情報が入って、起点の岡谷ＩＣへ向かったのですが、そこでまた１時間近くぜーんぜん動かない。ＩＣに入れない。しくしく。
ズタボロになって安房トンネルを過ぎたのは１５時。もはや、この日のロケはかなわじと。。。ああ、空はこんなにも青いのにと。
１６時にようやく笹原さん宅へ到着。遅着をお詫びしつつ、その日は日が暮れる前に、あらかじめ笹原さんが当たりを付けてくれていた撮影スポットを事前下見して廻って。
その後、夜は笹原さんが囲炉裏端に炭火でお迎えしてくれました。囲炉裏での焼き肉、初体験でした（＾＾）
そんなこんなで、苦労してたどり着いた飛騨で、翌日は雪中ロケへと向かうのでした。
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