’99 後楽園ハロウィンパーティー

 画像は以前個別に出していましたが、イベントでひとつまとめに整理しておこうと思い、再掲します。
 ただ、この文章書いているのがハロウィン後1年近く立ってしまっているので、当時のことをほとんど憶えてなくて・・・・(汗)
 断片的な記憶を辿りながらのレポートです・・・・

 確か、このときは、ハロウィン参加日の前日に引っ越しをして、家の中にはまだ荷ほどきしてないダンボール箱が山積みの状態で後楽園で着ぐるんでまして(爆)
 周囲のドーラーからもあきれられるばかり。
 後楽園で会う人からことごとく「あれ?引っ越しって言ってなかったっけ?」と言われる始末。
 ええ、まぁ引っ越しは確かにしたんですけど、この頃のドーラーが着ぐるみ出来る遊園地イベントといえば実質、この後楽園ハロゥインパーティーしかなかったので後楽園ハロウィンは是が非でも外せないイベントだったのです

 後楽園のハロウィンパーティーは他のイベントと何が違うかと言えば、小さな子供達が大勢いる点です。子供達は無心に着ぐるみを喜びます。
 手を振って上げると飛び上がってはしゃいだり、はにかんでお母さんの影に隠れこんだり。
 近寄ってきて握手をおねだりしたり、だっこしてあげるととっても嬉しそうに笑顔を見せてくれます。
 元々私は自分自身が楽しむために着ぐるみを作ったのですけど、他人がそれを見てこんなにも喜んだり、楽しんだりしてくれるなんて思ってもいなかったものですから、私の方もすっごく嬉しくなってしまうんです。だから、私の方も子供達を楽しませてあげたいって、ほんとに思ってしまい、一生懸命サービスしちゃうんですよね。

 で、今回はみやむー猿も持っていったんですけど、これが集客効果バツグン。
 コミケ、ワンフェスから使ってたみやむー猿だけど、後楽園のお子さま達は特に喜んでくれたみたい。たぶん、(子供達から見た)着ぐるみは大きくてちょっと近寄るのが怖いと思ったりもするんでしょうけど、その着ぐるみがかわいいお猿の人形を抱いているのでとても安心感が持てるんじゃないでしょうか。入場した途端に子供達がわらわら集まってきて、「入れ喰い状態」。また通り過ぎようする家族連れでも「ねえ、ねえ、あれ」といいながら親御さんを引き留めてアスカに駆け寄ってきたり。大勢の子供達にぐるりと囲まれて握手責めされたり質問攻め。「わーかわいいー」「これお猿さんだよねー」「髪の毛きれい、さらさらしてる」「ねぇ、名前はなんですか」ときて、子供達にもみくちゃにされてるときはホント至福の状態。
 ドーラーやって良かった・・・・

 こういうときのお約束は、かがんで、子供の目線にまで腰をおろしてあげること。こうして握手したり、頭を撫でて上げたりすると子供達もとっても喜ぶんですね。けれども、握手しても次から次へ子供達がやってきて、最後はちょっと足がしびれてきたりしました。同じ時間帯に他のドーラーがいなかったこともあってアスカに集中してきたというのもあったようでした。
 なかにはずっとアスカのまわりをつかずはなれずしている女の子がいて・・・・こういうのもストーカーと言えるんでしょうか・・・・(^^)
 日が暮れる頃になると、家族連れはそろそろ家路につくのでようやく子供達から解放。この時間帯になると、コスプレイヤーやらカメコの比率が上がってきて、コミケやワンフェスのコスプレ会場と似た光景が広がります。で、周りが空いてきた頃を見計らって、ようやく記念撮影。

 
 出来れば乗り物に乗っているところの写真も撮ってもらいたかったけど、会場でそれを頼むのは難しいですね。
 「着ぐるみはしゃべってはいけない」不文律みたいなものがありますから、人が側にいない時にこっそり耳打ちして「こういうふうに撮って」「ああいうふうに撮って」とするのが関の山。後楽園は狭くて混んでて、なかなかそれはできなかったです。
 (^^;)

 
 当日の集合写真

 
 で、こちらはそのとき撮った珍しい(^^;)水野流着ぐるみ一門の記念写真。
 中央はお師匠様の水野由美さん。左は兄弟弟子のメノコマキリさん。で、右がみやむー猿を抱いた私のアスカです。