Feb 2011 Puchi-off Part6 その2



 さてさて、初日夜は撮影が終わったのが1時頃、その後夜食を食べながらお酒をチビチビあおってだべりながら2時には寝て・・・オフ会にしては異例な早寝。
 みんな仕事疲れが溜まってるのね(^^;) 翌朝起きたのが6時過ぎでした。
 この週末は大雪警報が出ていましたから、最悪三日間別荘内に閉じこもりっぱなしになる覚悟もありました。
 おそるおそるカーテン越しに外を見ると雪が弱くなってる。いや、今は降ってない! もしやロケ出来るんじゃない?
 とりあえず、どこか雪中ロケが出来そうなトコを探してこようとなりまして。起きていた私、ぱっどさん、たまきゅうさんの三人で先行偵察に出たのでありました。
 あ、わたしはついでにミズーを出して(^^;)

 ミズー・ビアンカ。小説エンジェルハウリングの奇数巻主人公。晶化の森(全てが凍り付いていって、それが刃物のように研ぎ澄まされた結晶化した森)が一つの舞台なのですが、
そんなシチュエーションを模した雪の中の、出来れば森に立たせたいというのが長い間の夢でした。今回、それがはからずも大雪警報下で出来る! とあって、寝不足で眠いながらも準備を整えて・・・
 え?私が自動車運転するの?
 (・・;)
 今回のオフに乗り付けた自動車はわたしのとダニーさんと悠さんの三台。他2人はまだ寝てる・・・。

 ええい! 撮影地探しのためだ! ミズーのためだ! 肌タイ着て、黒のインナー着て、紫のワンピース着て、革の胴衣を付けて、剣帯に剣をっして、マント羽織って、ブーツ履いて。
 フルスペックなミズーの格好して愛車に向かい、腰の剣を手で持ち上げながら運転席によこらせーのと座り、背中のマントをドアに挟み込まないようにたぐり寄せて。すげー大変(^^;)
 あ、面は外して運転しますよ(^^;) 面は後部座席に置いて。
 すんごい窮屈ながら運転席に乗り込んで出発。 対向車がほとんど無いからいいようなものの、肌タイツは着たまま、頭を覆ってるから、もしすれ違う人が見たら「何事か?」とは思われるだろうなぁ・・・。
 とかなんとか、ドキドキしながら周囲を20〜30分運転して回ったのですが、なかなか良い場所がないのです。
 ときに「ここらでどうか?」という所に一旦自動車を駐めて出てみました。
 このページ、ミズーの撮影は全部ぱっどさんです。ぱっどさんどうもでした。

 ・・て、ちょ! 自動車からやっとの思いで降りたばかりにカメラ構えないで! (汗)


 こうでなくちゃ(^^)


 かくして森の中へ・・・

 しかし、この辺は茨がやたら多くて、なかなか撮影に向いたスポットがありません。
 それでも木に雪がへばりついてるとこを選んで撮って貰って。

「いや、TAKAさん、ここはだめだ」
 ぱっどさんからダメ出しをされて、すごすご撤収。小さな木や枝が多くて被写体にかぶりすぎ。うーん、こんなに都合良く雪が降るなんて、思っても見なかったから。雪中ロケがかくも出来ると分かってたら、事前にもっと真剣に撮影スポットを探してたけど・・・あとの祭りよね(w


 小枝越しのわずかなスペースで。

 かくして、場所を移動して撮り直し。
 今度は茨もなく、しかも谷筋で高低差もあり、面白い写真が撮れそう。


 白と黒の織りなす世界に、ミズー1人。


 大自然の中でのコスプレ、ってあまりないよなーと、やっててふと思った一枚。


 黒衣(皇帝直属の念糸を使う暗殺部隊)の気配に振り返る(嘘


 迫る黒衣の気配を掴もうと息をひそめるミズー。


 てな感じで雪の中で決めてみました(^^)
 この頃は雪が全く降って無くて。
 でも少しは雪が舞ってるとこでも撮りたいよなぁ・・と、少し木の枝でちょんちょん叩いて雪を落として遊んでます。



 風が吹いて枝の雪が舞った瞬間を捉えて。
 ううむ、ナイスなタイミング。








 綺麗に撮って貰ってありがたいです。
 欲しかった写真がいっぱい撮って貰えて満足でした(^^)




 さて、谷底から上がってきて。ミズーの撮影は一旦お終い。

 さて、ミズーが別荘に戻ってきた頃には他の人達も起き始めていて、着替えておりました。みなさんロケ行く気満々。
 満々を通り越して、武器を手に殺気立ってます(w

 彩弧さん撮影


 東鉄さん撮影

 テラスで見かけた素敵な方々

 撮影彩弧さん

 さて。私がミズー撮って貰ってる間にケーシーさん、ダニーさん、東鉄さん、彩弧さんらが着替えて待っていました。一緒に記念撮影。

 ここで、私は大急ぎで着替えて今度はサポートに廻ることに。
 皆さんはミズーのような深いブーツではないので平地にしようということで別の場所へロケにむかいました。
 悠さんのハイエースに全員乗り込んで。いやー、これだけの人数が一台の自動車で移動できるのはホント助かります。

 ここからはもっぱら私の撮影写真で。広い雪原にまず2人出て貰います。

 全員いっぺんではサポートが大変ですので、着ぐるみさんは2人ずつ出て貰うことに。この頃になってまた雪が降り始めてきて、良い感じな写真になってます(^^)


 風にあおられて、枝の雪が舞い落ちています。

 着ぐるみさんの反対側の雪面になんかヘンな人が埋もれて・・・(w

 ヘンな人が撮ったロケ撮影風景。


 実は雪を写し込みながら、こういう写真を撮っていたのでした。

 撮影ぱっどさん




 日本の雪は上質と言うことで、近年オーストラリアから日本へスキーに来る方が多いですが。ついにオーストラリアから雪の中へ着ぐるみしに来る時代になったのですね(w





 雪がたくさん降ってきまして、遠くはさながら雪煙。東山魁夷さんの作品にこんな絵があったような。


 選手交代!

 なんか雪がどんどん激しく(^^;)


 雪玉なんて作って、手が冷たく凍みるぞお・・・


 遊んでます。


 いやあ、この格好は明らかに雪の中向けじゃないですから(^^;)



 今回私が撮った中では一番のお気に入り。
 と、思ったらぱっどさんの撮ったこれも素敵。ちぃちゃんの黒い服は雪がはっきり出て、勝利! ですね


 雪が本降りになってきたので11時ちょっとには別荘に帰って参りました。寒かったですが、良い写真撮れて満足満足(^^)
 ほどなく、酒井もぽとさんも到着。ちょうどお昼と言うことで、近所のカフェへ。
 ここは石窯でピザを焼いているお店で、店内も落ち着いた綺麗なお店です。お酒も各種あって、ちょっと贅沢気分を味わいに雪の中を散歩がてら行って参りました。
 (先行偵察でオフ会の前に一度お店に伺っていたんですが、お店の方が憶えていてくれて。とっても暖かな雰囲気の良いお店です)
 撮影中はたくさん降っていた雪なんですが、あれで最後だったようで、このあと急速に晴れてきまして。
 午後は雪晴れの中でのロケが続きます。

Next page