’24.07 ワンダーフェスティバル

 
 前年の9月頃にマシュの作成を思い立ってから約11ヶ月。この日初めてマシュを公の場に登場させました。
 初めは全自作で臨むつもりで、ある程度材料も調達していたんですが、思い立った以降から急速に日常生活が忙しくなってしまって。面だけさ隙間時間を見つけては作っていたのですが、2024年2月になった時点でも衣装と盾が以前手つかず。そこで衣装盾は「外注」することで、なんとか7月のワンフェスへ間に合わせました。なんでこのワンフェスに是が非でも間に合わせようとしたのか? 何かここで出さないといけない、虫の知らせ的な物があったのです。ギャラリーページの製作にも書きました通り、ワンフェス以降も再び日常生活が忙しくなってしまい、虫の知らせは当たったのですが、実はもうひとつ。
 なんとなく、このワンフェスで他にも(フル装備な)マシュが出て来そうな気がしていたんです。マシュ着ぐるみは私の知るところ3人ほどいらっしゃいますが、いずれもカルデアでの制服姿で戦闘時のスタイル(盾付き)をやっている方はいない。・・・思うじゃないですか、一番乗りしたいって(暴) で、このタイミングで作らないと誰かがフル装備のマシュをやってしまう、そんな「虫の知らせ」がして、ともかくも一番乗りでやってみたかったんですぅ(w

 かくして、ワンフェスに間に合わせるべく面・衣装・盾の三箇所同時作成進行の突貫作業で、3つ全て揃ったのがワンフェスの8日前。こうしたとき、最初からバッチリ合うことはまず無くて調整改修が必要になるのですけど、その時間も経った8日しかなくて。応急対応的な改修のみ施して、当日に間に合わせました。また、全身甲冑で身動きがスムーズに出来ない中、巨大な盾も持ち合わせなければいけないので(動作はともかく、膝の曲げ伸ばしをしていると足回りの甲冑パーツがずれてしまい・・・調整したかったけど時間が無くて。盾を横置きにして組み立てる作業をした暁には、甲冑の位置がずれまくってしまうので、もう現地での盾の組立・バラしはどびーさんにお願いしました)、今回はどびーさんにサポートをお願いして臨むことになりました。


 撮影どびーさん

 盾は高さ160cmにもなるので、人大勢のワンフェス会場内ではむやみに持ち運べず。5分割したのを袋に入れてコスプレ広場へ持ち出し、そこでどびーさんに組立直して貰いました(^^;
 この盾、高さだけじゃなくて、十字型で面積もありますから。幕張名物の海風が少しでも吹いてくるだけで、グンッと風に煽られ、おっとっとっと・・・となり、なかなか大変でした。
 ともあれ、盾も組み立てて貰って構えたところでカメラをお持ちの方々がやって来ては、マシュを撮っていただきました。

 甲冑の背中裏側部分に少し黄色の布地が写ってしまってますが(^^;
 あれは応急で作ったポケットで保冷剤を入れられる優れもので(w 夏もっとも暑い時期のワンフェスに備えて、暑さ負けしないよう体力を付け、日頃から冷房控えめにはしているものの、如何せん黒(濃紺)ベースの衣装なので太陽熱を吸収しまくるのは必然、加えてこの日の予想最高気温は35℃にせまるとかで、万全を期しての衣装冷却対策でした。内側だから見えないだろうと思いましたが、モロ見えでしたね。。。黒系統の厚手生地が手元に無かったので黄色生地にしましたけど、今後要改善ですね。背中が思いっきり冷やされるので、暑さ対策には効果抜群でしたが。



カールさん撮影


Re星さん、JACKさん撮影


アヤタカさん撮影

 一応、背中に保冷剤まで仕込んで暑さ対策には万全で臨んだのですが、時間と共に・・・
 実は、甲冑の特にハイウエスト部分がピッチリに締め付けられていて、呼吸が浅くしか出来なかったのです。現地で走ったり激しく動き回るつもりは毛頭無く、普通にしていれば呼吸もまあできるのですが、如何せん暑い中でしたから。呼吸が浅いと体温が逃げていかなくて、時間の経過と共にかなーり苦しくなっていきまして。これは酸欠と暑さのダブルパンチでやられたらマズイと、撤退を決意。マシュで表に出ていたのは正味1時間ちょっとでした。。。事前に「お目に掛かりたい」と申し出ていただいていた方々の何人かとは会うことができないまま撤収、「レアキャラ」化してしまいました。今にして思えば、更衣室に一旦戻って甲冑を脱いで呼吸を整えてから再度行く手もあったけどと思いつつ、せっかく完成させたマシュをほんのちょっとしか出せなかったのが残念でなりません。写真もほぼ同じ場所で撮っていただいたものだけで歯がゆいですが。
 また1時間と、試着時に比べ比較的長い時間着たことで、修正必要箇所が幾つか出て来ました。これらも改修しつつ、いつかの機会にまたマシュを出したいです。


どびーさん撮影